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目覚め 

病院なのに、

必死で息子に呼びかけました。

体を揺さぶったり

手を引っ張ったり

腫れてる頬をたたいたり

耳元で名前を叫び

周りから見れば、半狂乱に見えたでしょう。


何度も看護婦さんが様子を見に来ます。

そのたびに、溜息混じりの暗い顔で去って行きました。

意識が戻ったかどうかの確認だったのか

私に静かにしてほしかったのか

声をかけれぬ状態だったのかもしれません。


しばらくすると

息子の目が止まり始めました。

さまようように、右往左往する目が

私の声の後だけ、天井の一点を見つめて止まります。


今まで以上に大きな声で名前を呼ぶと

息子の手が動きました。

目が一回り大きく見開いた瞬間

息子の体がビクンと動き

唸るような声をあげました。


不思議な光景です。

まるで、幽体離脱していた魂が体に戻ったようにも見えました。


やっと、息子の意識が戻りました。

話す事はできませんが、私の声は聞こえています。

私の声に頷くように目配せで返してきます。


何かを話したいように何度も口をパクパクさせています。

「話さんでいいとよ。」

そう言うのに、顎をガクガク震わせながらパクパクします。


そして、声にならないような小さくかすれたまま

「か・あ・さ・ん・・・・ ご・め・ん。」

周りには聞こえなかったかもしれません。

口の開け方と声の様子でも母である私には、聞こえました。


「本当に、バカちんが・・・」

怒りながらも、嬉しかった。

少しずつですが、目に光がよみがえってきました。


良かった。

本当に良かった。


後日ですが、息子が恥ずかしそうに話してくれました。



「 あのとき、母さんの声だけが聞こえたっちゃ。
俺は、死んだとしても母さんの声で生き返るかもしれんね!」


付き添っていた女の子二人と看護婦さん

そして担当の先生

何度も大きな声で息子の名前を呼んでくれました。

はっきりした口調で話しかけてくれました。

それでも反応を示さなかったのに

私の声に反応してくれたのです。

母と子には見えない何かで繋がっているのだと、強く感じました。




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この記事へのコメント

こんにちは。
人は、生死をさまよっている時に、
名前を呼ばれると、戻ってくるといいますよね。
母の自分を呼ぶ声が、息子さんを目覚めさせたのですね。
本当に不思議な結びつきを感じます。
こんな素敵な母子を苦しめるなんて…
悔しさがこみ上げてきます。
一日も早く、心から安堵できる日が来ることを
願ってやみません。
こんなコメントしかできなくて、ごめんなさい。
こんにちは。
改めてひととおり読ませていただきました。
ネット社会特有の、ひどい事件ですね。
やられた側は、身体の傷は回復する事ができても、
精神面で大いにそれを引きずることになります。
その損失は、計りしれないものがあると思います。

私も小学校に入った頃、集団登校がとても嫌でした。
いわゆる“ADHD”を抱えていたようで、口からよだれをたらすなど、自分の側にも「落ち度」はあったのですが、
最上級生の石田くん(以下仮名)や原田くんといった連中からひどい罵声を浴びせ続けられました。
同級だった田口くんや白木くんも、終始冷淡な態度を取っていました。私に味方することは、彼らにたてつくことだったのです。

ほどなく私は集団登校をやめ、彼らとは別に登校することにしました。周囲は「協調性がない」、「わがままだ」と私の行動を蔑んでいました。

後年、父母にそのことを尋ねると、彼らの家庭には問題があり、「あいつらの息子ならやりかねん」と当時を述懐していたことが印象に残りました。

学校生活でも、私は7~8人の連中に取り囲まれて悪さをされたことがありました。
ズボンを脱ぐように強要してきたのです。
「お前らは卑怯だ」と興奮して大声で叫んでいる自分がいました。
彼らの目は嘲りに満ちたものでした。

そして、平島くんという隣の学級にいた意地の悪い奴がやってきました。
それを見ると彼は俄かに目付きを変え、私に殴りかかってきました。相当な暴行を受けたことを覚えています。
取り囲んで、嫌がらせを受けている最中に、それに便乗して人を殴って楽しむ。
「いじめ問題」ではなぜか「タブー視」されているのですが、考えればわかるのですが特に理由はなく、「単純に楽しいからいじめている」のです。
個人個人の人格形成の不備が主原因だと思います。
学校内部でのストレスや競争など、「性善説」を持ち出し、こういった人間の醜さにメスを入れようとしないから、いじめ問題はいつまでたっても解決しないと思うのです。

彼に是非、もう一度会ってみたいものです。
「あんたは、本当に意地の悪い奴だった。性根の腐った奴だった。俺にした仕打ちを覚えているか」と言うつもりです、
この発言に逆上すれば、こちらの思うツボです。
手を出してくれれば、なおありがたいです。
この時点で「正当防衛」が成立しますので、
実際には上記のようなことはなく、私は彼に対して至って紳士的に接することでしょうし、彼も恐らく大人の対応をとることでしょう。

加害者の父親はどうやら単なるケンカで、「やり過ぎた」くらいにしか思っていないようですね。
加害者の少年が睨み付けていたということですが、
このことからはっきりと見えてきたのは、まず親子ともども罪の意識が低いということと、親の教育方針がなっとらんということです。

「冬樹さん」や「そるしえいるさん」のブログにも度々登場しますが、親の人格や素行に問題があるため、その結果、子どもがゆがんだ方向へ行ったり、精神的なダメージを受けて今でも苦しめられてしまうことは少なくないようです。
このようなケースは親こそが「矯正」及び「更生」の対象になるべきものだと考えます。

そうです。こういうケースは親の人格を問題にするべきなのです。
私の周りで起こった出来事も、親に問題があるようなケースがあり、それが原因であるようにも思われます。

もっとも、私の場合は“ADHD”などで周囲を煩わせるような自分自身にも問題があったことは言うまでもなく、“ADHD”特有の問題行動や周囲との軋轢で両親を少なからず苦しめてきたことは申し訳なく思っているところです。
ある意味では自分も「加害者」なのかもしれません。
“ADHD”さえなければ、石田くんらを意地悪な行動に駆り立てなかったのかもしれないので。

そして、今もうつ病にかかり、年老いた両親や職場の人たちなどに心配をかけてしまっています。
病気の「被害者」であり、同時に「加害者」になってしまっているのです。
そして、この病気を治さなければ、
ともに救われません。

最後に素晴らしい作品を紹介しておきます。
“Little Dutch Mill”
http://www.youtube.com/watch?v=4gzUjihBOZU
この作品の最後に語られる台詞、いつ聞いても泣けてきます。
人の優しさや善意って、お金や刹那的なものを超越し、人をどん底から救うことができるのですね。
問題を起こしている子どもとその親御さん、そして子どもに対して問題行動を起こしている親たちに是非とも視てもらいものと思います(全編英語ですが、多分言いたいことはわかると思います)。

※よろしければ「NESAの本音」の「ブックマーク(リンク先)」に指定させていただければと思います。
よろしくお願い致します。
アメブロの奏さんのブログを見てこちらを拝見させて頂きました。
こんな理不尽な話しがあっていいのか!
こんな法律って一体?
やりきれない思いで一杯です。
私が学生の頃は校内暴力の全盛時代、荒れている時代と言われていました。
確かに喧嘩などは毎日のようにありましたが、ほとんどが正々堂々とした喧嘩であり、命にかかわる様な事はしないと、みんなそれなりにわきまえていました。
あんな時代よりも今のほうがどれだけ荒れているか...
私にも、離婚はしましたが別れた妻の元に小学生と中学生の娘がいます。
もし息子さんと同じ目に遭ったとしたら...
いや、遭ってみなければ分かる事はできないでしょう。
あなたや息子さん、ご家族のみなさんがどれだけ苦しんでいるかなんて...
きっと私の想像をはるかに超えているでしょう。
私に出来る事は何もないでしょうが、もし万が一、学校関係や高野連へのメッセージなど、何かご協力出来るような事がある時はいつでもご連絡下さい。

一日も早く息子さんとご家族の皆さんが元気になり、
元の幸せな生活を取り戻せる事を願っています。

nobu


まだまだ最後までは

読み進んではいないのですが、

そうですか・・




息子さんのお話だったのですね。

辛かったでしょう。。。

そして、お母さんの呼びかけに

応えてくれたとのこと、

読んでいて私も、

もらい泣きしそうに感激しました。




そして、ブックマークに

リンクさせていただきました。


私にできることがあれば

何でも言ってください。


では、また!
このコメントは管理人のみ閲覧できます
はじめまして viviさんのブログから 訪問させていただきました。
ゆっくりと 最初から読ませていただきました。
涙が止まりませんでした… そして どこにぶつければいいかわからないような怒りに包まれました。
何故、こんな理不尽な事が許されるのでしょうか…
何故、こんな母親思いの優しい息子さんが こんな目に合わなくてはいけないのでしょうか…
言葉に詰まってしまいます… 
子供を持つ親として 人として… 
何故、人としてやってはいけない事をキチンと子供に教えられない親が存在するのでしょうか…

息子さん 意識が戻ってよかったです。本当に よかったです。
やはり、お母さんの声 届いていたんですね。ほんとよかったです。
今、月の涙さんに何と声を掛けたらいいのか…わかりませんが…
頑張ってる人に 頑張ってと言うのは好きではありませんが…
昔のようにではなく、これから先 自分と息子さん達の為に 頑張って下さい。
大切な息子さん 家族を苦しめる奴らに負けないように…
はじめてなのに 生意気 言ってすみません。
うまく言葉が浮かばず 思いのまま 書いてすみません。
ブログ読みながら 遠くからですが 応援させて下さいこれからも よろしくお願いします。
 
最後に 私は 高3の息子を持つシングルマザーです。
息子は 私の自慢です。親バカですが…母思いのサッカー少年です。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
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はじめまして
ブログを開いて
身震いしました
驚きと怒りと 悲しみと
なんとも言えない感情が 浮かんできました

詳細は わかりません
…が ともかく
息子さんが 目覚められたこと 良かったです
まだまだ 油断はできない厳しい状況ですが
回復を願っております
お母様も お身体大切になさって下さいね
息子さんは きっとよくなります 貴女のお子様ですもの 心優しいお子様ですもの どんどんよくなります お祈りいたします
奏さんのブログで紹介されているのを見て、全部読ませていただきました。

こんな時、言葉の無力さをつくづく感じます。
すいません。思いつくまま書かせていただきます。
気分を害されたらどうしょうと・・・
悪意はないのですが、そうなってしまったら本当にごめんなさい。

記事を読ませていただくと、息子さんは私の一人娘と同じ学年です。

娘が、一歳の時熱性けいれんになり、娘の目が泳ぎました。それだけでも私はどうしようもなくうろたえました。
顔の見分けもつかないそんな状態の中、どんなに動揺し、うろたえ自分をなくされたことでしょう。
その後、夫側からうちの家系にはてんかんの者はおらん。と言われ傷つきました。
そのどのくらい倍の、傷つきでしょう。

わたしも福岡市西区姪浜に数年住んでいました。

飲酒運転で3人亡くされた事故は心が痛く、記事にのっている子どもさんの写真が捨てられず、切り抜いておいてあります。
彼はなぜ、出廷もしないのでしょう。

アイシテル。ビデオにとって見ています。
これから、見方が変わると思います。

20年来の友人で、離婚後娘3人を一人で育てている人がいます。
50歳を超え、体のあちこちに無理が出てきていてとても心配しています。

月の涙さんの、こころとからだがとっても心配です。

何か出来ることはないかと、福岡市のH.P.も調べたのですが、思っていたものがうまく見つかりません。
私のH.P.から、NHKにリンクされてチェックしてうつの疑いがあれば、早めに受診されてください。
うつは、自立支援医療の対象になります。(指定医療機関である必要があります)

ご家庭の事情もあり、充分休息がとれないかもしれません。
それでも、頑張らないでたとえ5分でも、10分でも横になって休んでください。けして、何かをしなければと自分を追い詰めないで・・・。
湧いてくる感情を、スクールカウンセラーさんでもだれでも、聞いてもらえる人に吐き出してためないでくださいね。
難しいかもしれませんが、どうぞご自愛ください。
ご家族の回復を、心より願っています。

これからも、読ませていただきます。













このコメントは管理人のみ閲覧できます
はじめまして。
VIVIさんのブログから拝見させていただきました。

ひどい話しですね。
自分の子供にもしも・・・と考えてしまいました。
加害者は絶対に許せませんね。


嫁と一緒にドラマ「アイシテル」の第一話を見た時、刺激が強すぎて半分も見れなかった私です。

幼い子を持つ父親として、これからどうすればよいのか考えさせれました。

月並みな言い方になってしまいますが、応援してます。
がんばってください。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
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月の涙

Author:月の涙
大切な人を傷つけられた時、あなたならどうしますか?


暗く重い内容のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
思い出したくない事が多く、更新が遅れたりコメントの返事が遅れるかもしれません。
コメントは承認制になっています。
批判等も受け付けますが、このブログの内容に合わないものは削除させていただく場合があります。どうぞ、ご了承ください。

私の心の叫びが届いた方がいましたら、リンクをお願い致します。
このブログにリンクを表示しても良いと思われた方は連絡してください。
少年法という厚い壁に守られた加害者少年が罪に問われる事はありません。でも、このままではいけないのです。
同じような被害者が出ないために、この事件を皆さんに知っていただきたいと思っています。

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